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各国通貨の特徴 〜オーストラリアドル〜


オーストラリアは、経済が安定していること、世界屈指の資源国であることなどから、世界景気が安定している間は比較的安心して投資できる国です。豪ドルは、長期トレンドが読みやすい上に高金利通貨なので、長期投資・スワップ派の投資家から人気がある通貨です 。

過去10年の価格推移

オーストラリアドル

 

オーストラリアドルの特徴

豪ドル/円の動きを見ると、2003年以降、 円安・豪ドル高が続いていることがわかります。この背景には、 ひとつはオーストラリアが「高金利通貨の代表」として個人投資家から高い人気を得ていることがあります。日本でゼロ金利政策が継続される一方で、オーストラリアは金利水準が高いことから、 豪ドル建ての外国債券や外貨預金に人気があります。

人気が高いとはいえ、米ドルやユーロなどに比べると市場での取引高が非常に小さい 通貨なので、いったん崩れると一気に豪ドル安が進む恐れがあります。豪ドル投資には、 乱高下するリスクがあることを覚えておきましょう。

 

オーストラリアドルの変動要因

豪ドル相場の先行きを考えるうえでは、オーストラリアの金融政策が重要になります。 インフレ率や雇用動向に加え、リスクファクターである、経常収支赤字に注目しましょう。 オーストラリアの政策金利は、原則、毎月第1火曜日に開かれる豪州準備銀行の金融政策会議 で決定されます。

また、豪ドルは高金利通貨であると同時に「資源国通貨」という側面も持ち合わせています。 つまり金をはじめとする資源の価格が上昇すると、オーストラリアから諸外国への輸出額が増えることから、 外国為替市場で豪ドルを買う動きが強まる傾向があります 。

豪ドルが大幅に下落する場合、オーストラリアに対する最大の債権国といえば アメリカですから、アメリカが悪影響を受けるとの観測が広まり、米ドル相場が弱くなる可能性があることも覚えておきましょう




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