どのバイナリーオプションサイトにも紹介されている「Highlow.com」(ハイローオーストラリア)と「theOption」の2社は2大海外バイナリーオプション業社といっても過言じゃない存在です。
実際どちらの業者のどの点が優れているんでしょうか?その謎に迫るべく、8種類の比較軸で徹底比較を実施してみました。
バイナリーオプションで利益を上げるにはより「勝ちやすい」海外バイナリーオプションで口座を作るべきです なんでわざわざ海外の業者でバイナリーオプションする必要があるの? 2時間未満の短期取引は規制の関係もあって日本の業者ではサー[…]
ペイアウト比較

気になるペイアウト率ですが、7種類の通貨ペアかつ両社取引できる時間帯で徹底比較してみました。
ハイロー取引
開始・終了時間が決まっている最もスタンダードなバイナリーオプションである「ハイロー取引」は15分・1時間のいずれもザ オプションのほうがペイアウト率が高い結果となりました。
ただ、1時間ハイロー取引ではいくつかの通貨ペアはハイロードットコムのほうが高い提示となっています。
■ハイロー取引ペイアウト比較表
短期取引
短期取引は両者互角の戦いの様相を呈しています。30秒と3分取引はtheOption有利、1分と5分はHighlow.comが有利という結果になりました。
■短期取引ペイアウト比較表
通貨ペア | ![]() highlow | ![]() theoption |
AUDJPY | 1.95 | 1.96 |
AUDUSD | 1.95 | 1.96 |
EURJPY | 1.95 | 1.96 |
GBPJPY | 1.95 | 1.9 |
NZDJPY | 1.95 | - |
USDJPY | 2 | 2 |
EURUSD | 1.95 | 1.96 |
通貨ペア | ![]() highlow | ![]() theoption |
AUDJPY | 1.9 | 1.82 |
AUDUSD | 1.9 | 1.9 |
EURJPY | 1.9 | 1.9 |
GBPJPY | 1.9 | 1.82 |
NZDJPY | 1.9 | - |
USDJPY | 1.95 | 1.96 |
EURUSD | 1.9 | 1.9 |
スプレッド取引
スプレッド取引はHighlow.comのほうが概ね互角かよりペイアウトが高いという結果となりました。
■スプレッド取引ペイアウト比較表
通貨ペア | ![]() highlow | ![]() theoption |
AUDJPY | 2.3 | 2 |
AUDUSD | 2.3 | 2 |
EURJPY | 2.3 | 2 |
GBPJPY | 2.3 | 2 |
NZDJPY | 2.3 | - |
USDJPY | 2.3 | 2.05 |
EURUSD | 2.3 | 2 |
通貨ペア | ![]() highlow | ![]() theoption |
AUDJPY | 2.2 | 2.2 |
AUDUSD | 2.2 | 2.3 |
EURJPY | 2.2 | 2.1 |
GBPJPY | 2.2 | 2 |
NZDJPY | 2.2 | - |
USDJPY | 2.2 | 2.2 |
EURUSD | 2.2 | 2.2 |
負けにくさ比較

スプレッド幅比較(短期)
スプレッド取引の場合「スプレッド幅」以上の値動きがないと負けになります。
よってスプレッド幅が大きいほど負ける確率が高かくなることを意味します。
30秒取引はtheoptionが全面的にスプレッドが狭かったですが、その他時間帯はHighlow.comのスプレッドが狭い結果となりました。

■短期取引スプレッド幅比較表
通貨ペア | ![]() highlow | ![]() theoption |
AUDJPY | 0.3 | 0.2 |
AUDUSD | 0.2 | 0.1 |
EURJPY | 0.4 | 0.2 |
GBPJPY | 0.5 | 0.3 |
NZDJPY | 0.3 | - |
USDJPY | 0.3 | 0.2 |
EURUSD | 0.2 | 0.1 |
通貨ペア | ![]() highlow | ![]() theoption |
AUDJPY | 0.4 | 0.6 |
AUDUSD | 0.2 | 0.4 |
EURJPY | 0.5 | 0.5 |
GBPJPY | 0.7 | 0.5 |
NZDJPY | 0.4 | - |
USDJPY | 0.4 | 0.6 |
EURUSD | 0.3 | 0.4 |
終了時判定方法比較

開始時と判定時の値段が全く同じ場合(アット・ザ・マネーという)業者によって、負け判定になるか引き分け払い戻しになるかの対応が違います。
theOptionは通常ハイロー取引の場合、同値終了(アット・ザ・マネー)時は引き分け払い戻しで負けになりません。
■アット・ザ・マネー時の判定方法
![]() theoption | ![]() highlow | |
通常ハイロー取引 | 払い戻し | 負け |
短期取引 | 負け | 負け |

取引銘柄数比較
Highlow.comのハイローオプションは、FX・商品先物・仮想通貨のほかに、theOptionでは扱いがない指数オプションがラインナップされているので、取扱数がその分多くなっています。
逆に短期オプションになると、Highlow.comからも指数オプションが無くなり、結果的にtheOptionのほうが取扱数が多くなります。
■取引可能銘柄数比較表
![]() theoption | ![]() highlow | |
ハイロー取引 | 18 | 32 |
短期取引 | 16 | 11 |
仮想通貨(暗号資産)銘柄
仮想通貨(暗号資産)に関してtheOptionは23時間オプション1つしか取扱がなく、正直やっていないに等しい状況です。
Highlow.comはビットコインとイーサリアムのみですが、他の通貨と同じく短期・短期スプレッドバイナリーオプションを提供しており、ペイアウト率も悪くない状況です。
■取引可能仮想通貨数比較表
![]() theoption | ![]() highlow | |
取引可能銘柄 | Bitcoin(1日のみ) | BTC/USD BTC/JPY ETH/USD ETH/JPY |
約定力比較
約定力は客観的な数値で計測できるものでないため、感覚値でしかないため参考にしかなりませんが、theOptionのほうが約定しない状況になるケースが少ないイメージです。
世間の評判も概ね theOptionのほうが約定力が高いという評判なのでズレはないかな、というところでtheOptionの勝ちとしています。
キャッシュバック制度比較
口座開設ボーナス
■口座開設ボーナス比較表
2社とも口座開設時のボーナス制度を用意しており、口座開設+入金の条件だけでボーナスがもらえるので条件は非常に低いのが特徴です。
この中でもtheOptionがハイロードットコムより2千円多いボーナスをもらうことができます。
ただし、このボーナスは取引に使う専用ボーナスで、取引なしで引き出すことはできません。
![]() theoption | ![]() highlow | |
ボーナス付与額 | 7,000円 | 5,000円 |
付与条件 | 開設+入金 | 開設+入金 |

ポイントプログラムボーナス
theOptionもHighlow.comも1ヶ月の取引に応じてポイントが付与され、結果キャッシュバックされるポイントプログラムが用意されています。
Highlow.comは最低1ヶ月100万円の取引がないとポイントキャッシュバックがないのですが、theOptionはその半分の50万円取引からキャッシュバックの対象となる分敷居が低い制度になっています。
■ポイントプログラム比較表
![]() theoption | ![]() highlow | |
ボーナス対象最低取引額 | 50万円 | 100万円 |
取引プラットフォーム比較
Highlow.comはチャート機能が弱くMT4やTradingviewなどのチャートツールが必須です。
その点、theOptionはローソク足こそ出せないものの、3種類のテクニカルインジケータを表示することができ、最低限のテクニカル分析は行えるのが特徴です。
■取引プラットフォーム機能比較表
![]() theoption | ![]() highlow | |
通チャートの種類 | ライン・エリア | エリア |
チャートの時間足選択 | 不可 | 不可 |
インジケーター | 3 | 無し |
ワンクリック注文 | 可能 | 可能 |
転売 | 可能 | 可能 |
theOptionの取引プラットフォーム
theOptionの取引プラットフォームは単純移動平均線(SMA)・ボリンジャーバンド・相対力指数(RSI)のテクニカルインジケータが表示できます。
相対力指数(RSI)が70を超えている、ボリンジャーバンドの上部を抜けているという点からもうすぐ上昇基調の価格は一旦山場を迎えそうであることがわかります。
Highlow.com取引プラットフォーム
Highlow.comの取引プラットフォームはチャートの描画は滑らかなのですが、テクニカル分析できないため、この先価格が上昇傾向なのか、下降傾向なのかわかりずらく、別のチャートツールが必須になります。
入出金比較
入出金は両社ハイレベルの戦いで不満要素は見当たりません。その中でも、theOptionのほうが最低出金額が低いことと、bitwalletに対応しているのでtheOptionの勝ちとしました。
直接のクレジット入金はクレジット会社によって制限され入金がうまくいかないケースもあります。その点、bitwallet経由にすると制限されることなく入金できる可能性が上がります。
■入出金比較表
総括
8つの観点で徹底比較を行なった結果、以外にも(?)theOptionが健闘しているという結論になりました。
これは2022年の「パワーアップ」によるところが大きいと考えています。
Highlow.comが向いている人
スプレッド取引・仮想通貨(暗号資産)はHighlow.comが大きく勝っています。
このためスプレッド取引重視・仮想通貨(暗号資産)バイナリーオプション重視の人はHighlow.comがおすすめです。
また、Highlow.comのほうが1日を通してペイアウト率が安定している傾向があります。流動性の低い時間帯の取引を好む方はHighlow.comのほうがおすすめです。
ハイロードットコム(ハイローオーストラリア)は日本で一番利用されている海外バイナリーオプション業者です。選ばれる人気の理由と短所・評判を解説[…]
theOptionが向いている人
約定力が高いことも含めて、スプレッド取引でない短期取引をメインとする人、通常のハイロー取引をメインとする人はtheOptionがおすすめです。
また、口座開設ボーナスが多かったり、最低出金額の敷居が低いという特徴もあるので これからバイナリーオプションを始める人にもおすすめです。
目次 1 ザ オプション(theoption)とは2 ザ オプション(theoption)の取引概要3 theoptionの取引ツール4 パワーアップtheoptionのポイント4.1 業界最大のペイアウト率を実現4.2 出金手数料が無料に[…]