はしごのように目標レートが複数存在するのがラダーオプション
国内バイナリーオプションを提供して入りる会社はすべて「ラダーオプション」をサポートしています。まずバイナリーオプションを始めるにはこの「ラダーオプション」を押さえることから始めれば間違いないです
ラダーは「ハシゴ」という意味。ハシゴのようにに複数の為替レートが並んでいるのからラダーオプションと呼ばれます。その足場(目標レート)から一つを選び、為替レートがそれより上か下に行くかを予想するバイナリーオプションです
例えば、上のGMOクリック証券の「外為オプション」の取引画面では「172.30」「172.00」「171.85」「171.70」「171.55」「171.40」「171.10」の7つの価格のところに線が引かれています。これが「ハシゴの段」になります。「満期」のラインの時点でこの7つの価格のどの価格から上か下かを予想します。
購入価格は刻一刻と変化する
国内バイナリーオプションは通常「予想が当たれば1,000円」など、最終的に予想が当たった時の払戻額はあらかじめ決まっています。逆にバイナリーオプションを買うときの価格が刻一刻と変化するのです。例えば払戻額1,000円のバイナリーオプションを100円で買った場合、バイナリーオプションの予想が的中したときは投資額の10倍の利益が発生、500円で買った場合は2倍の利益になる、ということです。
判定時間が近くなれば近くなるほどペイアウト率が下がる
国内バイナリーオプションは判定時間の2分前まで売買が可能なケースが多いです。これは言い換えると最短2分後の為替予測でもよい、ということになります。ただ、判定時刻が近くなればなるほど予想がしやすくなるため当たる可能性の高いラダーオプションの購入価格は払戻額に近くなって行きます。(ペイアウト率がどんどん下がる)
逆にあたる見込みのないラダー値に関してはどんどん購入価格が安くなりペイアウト率が上がって行きます。為替が激変した場合大きな利益を上げることができますが「賭け」みたいな投資になります。
現在値から離れているラダー値ほどペイアウト率が高い
現在の価格から離れているラダー値のほうがその条件を達成する確率が難しくなるためペイアウト率が高くなってゆきます。なので、取引が始まったばかりのタイミングで現在価格より離れているラダーが一番購入価格が安く、当たった場合大きな利益を得ることができるのです。
上の図では「171.10」のラインが現在の価格から一番離れています。この「171.10」より「下回る」ことが一番確率が低いため購入価格が安くなるのです。逆に「171.10」のラインより「上」の場合はすでに条件が達成されているおり、大きく為替が動かないかぎり買ってしまうためペイアウトが一番少なくなります。
「どのタイミング」で「どこの価格」を買うかの戦略性が高い
ラダーオプションは「買うタイミング」と「買う価格ライン」によって勝つ確率とペイアウトが変わってきます。このため非常に戦略性の高い金融商品といえます。「ローリスクローリターン」戦略にするのも「ハイリスクハイリターン」戦略にするのも自分の判断次第なのです。
取引時間・ラダーの本数は会社によって異なる
取引開始から判定時間までの1回の取引時間と、このラダーになっている価格の本数は各バイナリーオプション業者によってことなります。この仕様の差も理解したうえで業者比較をするとよいでしょう。