3分でわかるバイナリーオプション

  • 2020年7月15日
  • 2023年8月16日
  • BO入門

「ハイアンドロー投資」がバイナリーオプション

ハイアンドロー」というトランプのゲームをご存知でしょうか?

自分の引くカードが、前の人の引いたカードよりも、大きいか(ハイ)、小さ いか(ロー)当てていき、不正解の人は抜けていきます。最後に残った人が優勝というものです。

このハイ&ローと基本的に同じ考え方の投資商品(ハイアンドロー投資)が「バイナリーオプション」という投資商品なのです。

 

ハイアンドローとはどういう投資方法ですか?

「ハイアンドロー投資」ことバイナリーオプション、上か下かを当てる投資というのは想像がつきましたね。

では、この「ハイアンドロー投資」ことバイナリーオプションをもう少し詳しく見てみましょう。

バイナリーオプションの特徴

そもそも「バイナリーオプション」とは数ある「オプション取引」の1つの取引手法のことを言います。

オプション取引とは説明するとちょっと難しくなるので細かい説明はここでは書きませんが、わかりやすく言うと以下のような取引と言えます。

オプション取引とは、景気や相場の良し悪しに関わらず、相場が上がっても、下がっても、まったく変わらなくても、どの局面でも利益を出すことができる「投資手法」のことを言います。オプション取引の学校

2者択一の投資商品

バイナリーオプションとは、開始時刻から判定時刻までの間に、株価指数や通貨ペアといった銘柄の価格が予測通りの方向に動いていれば利益獲得、予測と逆方向に動いていれば損失となる二者択一の金融商品となります。

「バイナリー(binary)」とは、「二進法」(「0」か「1」かの二者択一)を意味し、ある条件を「満たす」か「満たさない」か自体が投資の対象となるのです。

当たれば利益ゲット、外れればゼロ

バイナリーオプションでは、基本的に判定時間の為替レートが投資時点のレートと比べて上がっているのか、下がっているのか予想し、当たれば2倍近い払い戻しが受けられ、外れるとゼロになると言うとてもシンプルな仕組みです。

まるでクイズゲームや賭け事のような印象を受けますが、真面目な金融商品の1つとなります。

 

バイナリーオプションの優れたところ

為替を対象とした投資の代表的存在でもあるFXとバイナリーオプションの特徴をそれぞれ比較すると、バイナリーオプションならではの優れたところがあります。

損失(リスク)が限定的

ちょっと雑な言い方をすればバイナリーオプションは「当たれば(約)2倍、外れればゼロ」というルールです。一見外れたらゼロになるためハイリスクという印象があるかもしれませんが、大きな間違いです。

FXと比較すると「売り」から入って相場が反対の方向に急速に大きく動いた場合ロスカットが間に合わず、マイナスになってしまうリスクがあります。

その点、バイナリーオプションではいかなる場合でもゼロ以下に損失が膨らむことはありません。このように、投資時点で最大損失額が決定されているためにリスク管理がしやすい特徴があります、

ポジション清算を意識する必要なし

FXをはじめ投資で一番難しいのは「エントリーのタイミング」ではなく「利確・損切りのタイミング」です。

FXなどで失敗するケースとしてポジションを持ちすぎて利確のタイミングを逃してしまう、とか、早く利確しすぎて利益が少ないところに含み損の清算タイミングを逃し損失を増大させてしまう「利小損大」ケース(いわゆるコツコツドカン)が多いと思います。これらは全て損切り・利確のポジション清算のタイミングを誤ったことに起因します。

バイナリーオプションは絶対に判定時間になると投資を終了になるためエントリーのタイミングだけ気にすれば良い投資になります。そのため、損切りできない人には特におすすめの投資方法と言えるかもしれません。

市場の動きが小さくても大きな利益を獲得できるチャンスがある

通常のFXで取引を行った時、仮に円安になると予想してその通りに予想が当たったとしても、動き幅が5銭であれば5銭分の利益しかあげることはできません。

しかし、バイナリーオプションの場合、提供している会社の取引ルールにもよりますが、1銭でも0.1銭でも為替が予想した方向に動けば2倍近いリターンが期待できるため市場の動きが小さくレンジ相場である場合、値動きの小さいレンジ相場でも積極的に利益を狙いにいくことが可能です。

少額からの投資が可能

バイナリーオプションは投資といえども、敷居はとっても低い投資です。なんといっても投資に最低限必要なお金が圧倒的に少ないのが特徴です。会社によりますが、500円〜1000円くらいあれば投資は可能です。

そんなちょっとしたお小遣い程度の額でも本格的な為替投資ができる新しいタイプの金融商品なのです。

バイナリーオプションのデメリット

FXと比較してバイナリーオプションのデメリットとして一般的に言えることをまとめてみます。

ペイアウト率が2倍以上でなければ勝率50%では破綻する

バイナリーオプションは2者択一の取引と書きましたが、2者択一である以上勝率は理論上50%ということになります。

その場合、ペイアウト率が2倍以上でなければ、買った時にもらえる額<負けた時に取られる額となり、ジリ貧となってしまい、最終的には破綻します。

 

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「丁半博打」になりがち

バイナリーオプションは2者択一取引ということもあり、ギャンブル要素も強い取引となってきます。

「丁半博打」のような取引とも言える側面があり、負けた分は取り返したくなるため、熱くなってしまい余計な投資をしてしまい、傷を広げるケースが多々あります。

バイナリーオプションをギャンブルにしないためにも、冷静な取引マインドが必要となります。

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