バイナリーオプションといっても大きく4種類の取引形態に分けることができます。どんな種類があるのか勉強してみましょう。
高/低オプション
バイナリーオプションの代名詞になっているのが、高/低オプションです。高い(High)か低い(Low)かだけを判断する単純明快なものです。国内バイナリーオプション規制前ではこの高/低オプションが基本だったのですが、規制施行後海外バイナリーオプションしかこの取引ができなくなってしまいました。非常に簡単なので、初心者にもおすすめのオプションになります。
ワンタッチオプション
ワンタッチオプションは満期時間内に一度でもその価格にタッチすれば勝ちになるオプションです。このオプションは高/低オプションよりも難しいオプションになるため、IGマーケッツ証券など、一部の国内業者か海外業者がサービスしています。
ワンタッチオプションは難しい分、ペイアウト率が非常に高いのが特徴です。”一瞬でもタッチすれば勝ち” という特徴をフルに生かし、雇用統計やFOMCなどの激動の相場でチャレンジすることでメリットを最大限に生かすことができます
境界オプション
境界オプションは、高/低オプションと逆で「相場が動かなかった」場合勝ちになるオプションです。「上か下か」ではなく、「範囲内か」を予想するため、相場の方向が予想と反しても大きな動きでなければ勝ちにできるという特徴があります。また、逆に「範囲外」を指定することも可能です。
いわゆるレンジ相場の場合、無理して高/低オプションで狙っていくよりは境界オプションを狙うという戦略の取り方が向いているといえます。
ラダープション
ラダーの意味は「ハシゴ」であり、複数段あるハシゴの足場(=目標レート)のなかから一個を選び、為替レートがそれより上に行くか、下に行くかを予想するのがラダーオプションです。ラダーの段数は会社によって異なります。現在の国内バイナリーオプションの基本はラダーオプションになっています。現状の価格より離れたレートを選べば選ぶほどペイアウト率が高くなります。